みなさんは、何か新しいことを始めるとき、自分には出来ないんじゃないかとか、無理だとか不安に思うことはありませんか?
私は、よくあります。
マニュアルを読めばできるようなことでも、つい人に頼りたくなります。自分に出来るのか不安だからです。私は、今まで、周りの人に助けてもらうことが多かったです。
でも、最近、自信がないと不安に思う自分を卒業し、もっと、自分に自信をもちたいと思うようになりました。
人に助けてもらうのも嬉しいですが、自信が持てたほうが、自由に楽しく生きることが出来そうですね。
今日は新しいことを始めるときに不安を感じる理由と、対策についてご紹介します。
調べてみると不安や怖さがあるのは、当たり前のことで、ちょっとした習慣で変えられることが分かりましたよ!
是非参考にして下さいね。
新しいことに挑戦できない原因は?
私たちの脳には、現状維持を望む機能があります。
これを現状維持機能(ホメオスタシス)といいます。
例えば身体は、急激な気温の変化から自分を守るために、できるだけ体温を一定に保とうとします。
暑くなれば、汗を出して体温を下げようとするし、寒くなれば震わせて熱を出そうとします。
それと同じように、いつもと同じ日常を維持させようと、現状維持機能が働いてしまいます。
現状維持機能は、私たちの命を守るために必要な大切な機能です。
なので、新しいことを始めるときに怖さがあったり、不安で押しつぶされそうになっても大丈夫ですよ。
それは、脳の機能が正常に働いているということだからです。
「不安になるのは当たり前のことなんだ」と分かると安心できますね。
現状維持機能を乗り越えるための対策
新しいことを始めるというのは、現状維持を乗り越えるということなのですね。
現状維持機能を乗り越えるときに、重要なことは「現状を変えたいと本気で思うこと」です。
でも、私はやっぱり不安、怖いと感じてしまいます。
現状維持機能は、変化することや、行動することを止めようとしますので、「こうなれば嬉しいけど、今のままでも困らないし・・・」というくらいの気持ちでは、負けてしまいます。
具体的にどうすればいいのでしょうか?対策をまとめました。
不満を認識する
自分が現状を「本当に嫌だ、もうこの状態では、いたくない」と思った時がチャンスです。
現状への不満が限界をこえたときに、私たちは本気になります。
現在の状態でいるときのストレスが、変化することへのストレスを越えたときに、現状維持システムの制約を越えられます。
ですから、現状維持機能が働いて変われないときは、実は現状への不満が小さいときなのですね。
それはそれでいいことですが、やっぱり、変わりたいと思うなら、自分の心と向き合って、本気になって覚悟を決めて、行動していくことが大切なのですね。
自分に対する認識を変える
私たちはやる気になっても、ちょっとしたことでつまずいて、やる気がなくなったり、不安を感じたりと、途中でネガティブな感情になることがあります。
これは、脳の現状維持が機能しているからです。
そして、この現状維持というのは、あなたが自分に対してどう思っているのか
(セルフイメージ)というので決まるそうです。
セルフ=自分自身
イメージ=心の中に思い浮かべる姿
自分に対してどう思っているのか。自己評価ということでしょうか。
「自分は出来る」と心から信じていれば、不安を乗り越え新しいことに挑戦できるでしょう。
反対にセルフイメージが低く、「自分は出来ない」と心から思っていれば、挑戦しても途中で挫折してしまうでしょう。
心から思っていることが現状維持になります。
ということは、心から自分は出来ると信じればいいということですね。
急に、「自分はできる」と考えるのは難しいと思いますので、まずは、新しいことを少しやってみて、少しでも出来たら、
「もしかしたら、できるかもしれない。」と感じてみてください。
意識を出来たことに向けるのか、出来なかったことに向けるのかで、だいぶん違ってきます。
不安が強いというのは、完璧にしたいという思いが強いため、出来なかったことのほうに意識を向けているのかもしれませんよ。
自信を持つためのワークをご紹介します。
(自信を持つためのワーク)
毎日の小さな出来たが未来を変える。
小さなことで出来た事事を、認識するようにしましょう。今は、当たり前と思えることでも、難しかった時もあったはずです。
例:早起き出来た、今日も1日仕事ができた。食事を作ることができた・・・
たくさん出来るようになったことがあることを認識すると、「私は出来る」と思えるようになります。
現状維持機能が出てきた瞬間の行動を変える
急にやる気がなくなったり、不安になったりしたときに、諦めてしまうのは、現状維持機能が働いています。
もとの状態に戻そうとしているのですね。
そんな時は、ちょっとだけ頑張るといいです。
家の掃除でも、今日は疲れたから、やめようかな、と思ったときに、一部屋だけ掃除機をかけてみるとか、疲れたから勉強をやめようと思ったときに、あと1ページだけするなど、ちょっとだけ頑張ってみて下さい。
それを繰り返していくことで、現状維持機能の現状が変わってきます。
不安で自信がない自分を変えたい!
新しいことを始めるとき、不安を感じても、それは本能的な反応、現状維持機能が働いているのだと分かり、ほっとしました。
不安で自信がない自分も大切な自分。
ですが、未来を変えたいと願うのなら、現状維持だと難しいですね。
私も小さな出来たを積み重ねながら、新しいことに挑戦していきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
楽しく新しいことに挑戦できますように!