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太田雄貴さんの思いが実ったフェンシング男子エペ団体金メダル!熊本でのエピソードを紹介します

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こんにちは。

東京オリンピックで日本人選手のメダルラッシュに元気をもらっています。フェンシングの男子エペ団体戦でも金メダルを獲得しました!おめでとうございます。

準々決勝での世界ランク1位のフランス戦。逆転勝ちには感動しました。その勢いのまま、決勝まできて悲願の金メダル。素晴らしいです!

今回、日本フェンシングで史上初の金メダル獲得を見て、北京・ロンドン五輪メダリスト太田雄貴さんが熊本に来られた時のことを思い出しました。

もう8年以上前のことですが、とても印象に残っています。

太田雄貴さんは、日本フェンシング協会の前会長で現在、国際フェンシング連盟の副会長。現在の日本フェンシング協会の会長は、タレントの武井壮さんです。オリンピックを控えた今年の6月に発表されたときは驚きましたが、素晴らしい結果になりましたね。

今日は、熊本での太田雄貴さんのエピソードをご紹介します。

 

祝 フェンシング男子エペ団体金メダル!

7月30日、東京五輪8日目。フェンシング競技で日本がROC(ロシアオリンピック委員会)を破り、史上初の金メダルを獲得しました。

2008年の北京五輪で太田雄貴さんがフェンシングでは日本初の男子フルーレ個人銀メダルを獲得。2012年のロンドン五輪では、男子フルーレ団体で銀メダル。

今回、フェンシングでは史上初の金メダルです。前会長の太田さんの涙が印象的でした。フェンシングが日本であまりメジャーでない頃から自らスポンサーを探しながら世界と戦ってきた太田さん。引退した後も、競技発展と振興のために走り回っていました。

今回の金メダル獲得後のツイートでも、太田雄貴さんの後輩思いの人柄があふれています。

 

 

熊本での太田雄貴さんのエピソード 

私は、ロンドンオリンピックの翌年、太田雄貴さんに会いました。といっても、個人的に話したわけではなく、熊本でのイベントのゲストが太田雄貴さんでした。

オリンピック銀メダリストとあって、多くの方が参加していました。トークショーの後、サイン会もあったので、握手してもらいました。

太田雄貴さんのサインの写真

一人一人丁寧に対応されていて感激。フェンシングをメジャーにしたいという思いが伝わってきました。

そして、太田さんの銀メダルをかけて写真を撮らせてもらいました。銀メダルは重かったです。太田雄貴さんのサインと、メダルをかけた写真は、今でもリビングに飾っています。

もう8年以上前のことですが、太田雄貴さんのトークは印象に残っています。

時間が経っているので、言葉が少し違うかもしれませんが、私が印象に残っている内容をご紹介します。

メダルを取るの取らないのとでは、周りの反応は全然違う

「メダルを取ると周りの世界は一変する。それを北京五輪ではっきり知ったから、ロンドン五輪の団体ではメダルを取って後輩にもメダリストになってほしかった。」

参加することに意義があるといっても、オリンピックでメダルがあるのとないのとでは、選手のその後の人生が変わりますよね。「何を言うかよりも誰が言うかが大事。メダリストのいう言葉だから聞いてもらえる。」というようなことも話されていました。

フェンシングは太田さんがメダルを取ってから注目される競技になりました。オリンピックほど注目される試合はないので、メダルを取ることの価値を体験された太田さんの言葉は重みを感じました。

メダルを取るためにたくさんのことを諦めてきた

「オリンピックでメダルを取るという夢を叶えるために、これまでたくさんのことを諦めてきた。友達と遊んだり勉強したりする時間をあきらめて、練習してきた。」

誰でも1日は平等に24時間ですので、どこにエネルギーを使うかで結果が違ってきます。太田さんはオリンピックでメダルを取ることを決めて、時間を使ってきたのですね。当時、特に目標もなく毎日を過ごしていた私には、真似できない生き方だと感じました。

成長したいときに大切なことはという記事を書いたときに、「根を確かに下ろさなければならない」という言葉をご紹介しました。太田さんは、しっかり根を下ろし、メダルを取るために技術を向上させる努力を続けてこられたのだと思います。

まとめ

フェンシング競技で日本が史上初の金メダルを獲得したことで思い出した太田雄貴さんのエピソードをご紹介しました。

熊本でのトークショーではフェンシングをメジャーにしたいという熱い思いが伝わってきました。

競技発展のため努力をしてきた太田雄貴さん。メダルの価値を知り、引退されたあとも後進の育成に努めてこられました。

太田さんの貢献と選手、コーチ陣の努力に敬意を表します。太田さんはオリンピックの前に任期満了で日本フェンシング協会の会長を退任。今後のフェンシング会のことを思い、交流のあったタレントの武井壮さんに、後任をお願いしたそうです。

新会長の武井壮さんの元、これからも日本のフェンシングが発展していくことを願っています。

賛否両論あるオリンピックですが、勝っても負けてもアスリートの涙にはドラマがありますね。最後まで、競技に集中できますように!私もテレビで応援します。