先月(2022年7月)、東京九州フェリー「はまゆう」で新門司~横須賀港の往復船旅を体験しました。
東京九州フェリーでは同じ航路で「はまゆう」と「それいゆ」が就航しています。
時速約52,4kmの高速船。乗船時間は約21時間です。
今回、私達家族は日程の関係で、往復「はまゆう」に乗船しました。とっても快適で子ども(小学生)も大人も楽しめました♪
早速、口コミを書かせていただきます。
これから東京九州フェリーを子ども連れで利用する方の参考になれば嬉しいです。
- 東京九州フェリーについて
- 東京九州フェリー「はまゆう」の客室は子ども連れならステートがおすすめ
- 東京九州フェリー「はまゆう」子ども連れで楽しむ!
- 東京九州フェリー「はまゆう」のお風呂は子どものお気に入り
- 東京九州フェリー「はまゆう」のレストランはメニューが豊富で美味しい!
- 東京九州フェリー「はまゆう」の売店
- 東京九州フェリー「はまゆう」子ども連れで困ったこと
- 東京九州フェリーに子どもと乗船するときに気を付けること
- 東京九州フェリーのターミナルをご紹介
- まとめ
東京九州フェリーについて
東京九州フェリーは2021年7月1日に就航した横須賀港~新門司港を結ぶ高速フェリーです。
就航船舶は、横浜市の花から名付けられた「はまゆう」と北九州市の花ひまわりから名付けられた「それいゆ」の2隻になります。
ちなみに私達家族が乗船した「はまゆう」の花言葉は「どこか遠くへ」です。
就航1周年を迎えたばかりの船は、設備が新しくきれいでした。
出航時間と入港時間です↓↓
出航時間 | 入港時間 |
横須賀発 23:45 | 新門司着 翌日21:00 |
新門司発 23:55 | 横須賀着 翌日20:45 |
午前10時過ぎに、姉妹船(今回はそれいゆ)とすれ違いました。私達も展望デッキにでて手を振りました。
お互いに汽笛を鳴らし、航海の安全を祈ります。
東京九州フェリー「はまゆう」の客室は子ども連れならステートがおすすめ
東京九州フェリーには個室と大部屋がありますが、子ども連れなら個室の方が周りに気を遣わなくてよいと思います。
私達はステートに泊りました。シャワーブースとトイレが部屋にあり、海が見える素敵な部屋でした。
定員が4名なのでゆとりがあり、部屋でも寛げます。
詳しくは東京九州フェリー公式サイトをご参照下さい。
部屋の鍵は乗船券のQRコードです。小学生の娘も、自由に使いこなしていました。
デラックスなら、さらに専用テラスがありますが、定員が2名です。
東京九州フェリー「はまゆう」子ども連れで楽しむ!
プラネタリウムは癒しの空間
乗船中、プラネタリウムの上映に参加しました。癒しの音楽が流れる中、心地良い時間が過ごせました。約40分、星だけではなく、花火やオーロラ、海の中の映像なども流れます。
ナレーションがないので、小さなお子様にとっては退屈かもしれません。
小学2年生の娘は、それなりに楽しんではいましいたが、途中で飽きてしまいました。
なので、終了前に部屋から出ました。
映画鑑賞は大人向け
プラネタリウムと同じスクリーンルームで映画鑑賞も楽しめます。
私が乗船した船では次の映画が上映されていました。
- 新門司~横須賀:ペット2
- 横須賀~新門司:バックトゥーザフューチャー2
どちらも大人向けかなと思います。
フリースペースで楽しむ
はまゆうには、各階にフリースペースがあり、子どもと一緒にくつろげます。
デッキに出て、景色を楽しむのもいいですが、私の娘はすぐに飽きてしまいました。
フェリー内のフリースペースでは、子ども連れでカードゲームをしたり、お菓子を食べたり自由に過ごしているのを見かけました。
中でも、フォワードサロンはフェリー内で唯一、船首が見え開放感に浸れます。進行方向に向かって景色が見えるのはやっぱりいいです。
静かにくつろいでいる方もいらっしゃいます。子どもがあまりはしゃぐようなら短時間で切り上げる方がいいと思います。
私が一番好きだった景色は、新門司~横須賀で見た夕暮れ時の富士山です。息をのむ美しさでした。
こちらは展望デッキから撮影した写真です↓↓実際はもっと素晴らしかったです。
東京九州フェリー「はまゆう」のお風呂は子どものお気に入り
展望大浴場は、その名のとおり、景色が素晴らしく、子どものお気に入りの場所でした。
広々としていて開放感があり、何度でも入りたくなります。
大浴場・シャワー室の備品
シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤー
ロッカー(100円返却式)も完備されていて、設備もキレイでした。バスタオルやタオルは売店でレンタルできます。
- バスタオル:200円
- フェイスタオル:100円
赤ちゃんと一緒にお風呂に入っているママも見かけました。
特に露天風呂は、潮風を感じながら美しい景色を眺めて、リラックスできます。
こちらの写真は公式サイトからお借りしました↓↓
(出典:東京九州フェリー)
東京九州フェリー「はまゆう」のレストランはメニューが豊富で美味しい!
私達家族は、フェリー乗船中朝昼夜と毎回、レストランで食事をしました。メニューが豊富で飽きません。スタッフの方もとても親切で、料理が出て来るのも早かったです。
なんといっても、美しい景色を眺めながらの食事は最高でした!
各テーブルのタッチパネルを使って注文します。使い方が分からない場合はスタッフに手伝ってもらえるので大丈夫です。
子ども向けメニューは?
お子様ランチのような子ども向けのメニューはありませんでした。
うちの子どもは家族の料理をシェアしてパクパク食べていました。とんかつ定食なんて、大人の分量をほぼ一人でぱくりと食べてしまいました。
お子様や小食の方でも、単品でパンセットやうどんなどもあるので、美味しくいただけると思います。
私は利用していませんが、前もって注文しておくとテイクアウトも出来るようでした。
バーベキューも出来ます
ランチメニューには、バーベキューもありました。事前予約制で希望者が多い場合は抽選です。私たちは運よく体験することができました。
暑かったですが、船上バーベキューは素敵な思い出になりました。
ただ、うちの子は暑がってほとんど食べず、レストランで別メニューを注文しました。
※東京九州フェリーのバーベキューについて、下記の記事で詳しくご紹介しています。
レストラン以外の食事、軽食は種類が少なめ
レストラン以外で飲食するなら、売店と飲み物・カップヌードルの自販機がありました。
売店にはパンがありましたが、種類は少なかったです。もし、おにぎりやサンドイッチなどを食べたいなら、持ち込みがおすすめです。飲食できるスペースがありますので、海を眺めながら楽しめます。
東京九州フェリー「はまゆう」の売店
東京九州フェリー「はまゆう」の売店ではお菓子やおつまみ、フェリーの限定グッズなどが販売されていました。
私は、お土産を買えなかった分を帰りのフェリーで買いました。お土産の種類はそんなに多くはないので、忘れた分を買うくらいがいいと思います。
今はネットでも買えるので、旅行中に無理して買わなくてもいいですけどね。
私達は往復、アイスクリームを買いました。ハーゲンダッツがあったのが嬉しかったです。
売店はフロントも兼ねていて、スタッフの方はとても親切でした。
私は乗船後、洋服がほつれているのに気づき、ソーイングセットをお借りしました。
快く対応していただけました。
東京九州フェリー「はまゆう」子ども連れで困ったこと
東京九州フェリー「はまゆう」の船旅は快適で、子どもも楽しそうでした。
困った事は以下の2点です。
- ユーチューブが見られない時間がある
- 出航時間が遅い
ユーチューブが見られない時間がある
私は船旅なので、景色を見て楽しめば良いという考えですが、子どもは飽きてきます。
ユーチューブなども見ていましたが、時間帯によってはデータ通信が繋がりませんでした。
フェリーのフリーWiFiも利用出来ますが、時間や回数の制限はあります。
どちらにしても通信が出来ない時間はあります。
船が陸から離れると、つながりにくくなります。これは仕方ないことなので、子ども用のおもちゃや絵本、ゲームなどを持っていくといいですね。
出航時間が遅い
出航時間が遅く、フェリーに乗ったのは23時30分くらいでした。フェリーターミナルは快適でしたが、子どもは眠そう。大人でも眠くなりそうですね。
旅行する立場では、夕方出航して翌日午後に到着したほうが日程を有効に使えるので嬉しいです。
ターミナルで見ていると、どんどん貨物が運ばれていたので物流に合わせてあるのかもしれません。
東京九州フェリーに子どもと乗船するときに気を付けること
私が子ども連れで乗船してみて、気を付けたほうが良いと思ったのは以下のことです。
- 乗船時間に子どもが眠くならないようにする
- 体調管理、感染対策の徹底
- 子ども用の寝間着、スリッパの用意
乗船時間に眠くならないようにする
東京九州フェリーの乗船時間は遅いですので、その時間に子どもが眠くならないように昼寝をさせるなど対策した方がいいと思います。
運転手以外は歩いて乗船するので、歩ける子どもは歩いてもらった方がいいです。子どもが寝てしまうと荷物もあって大変です。
体調管理、感染対策の徹底
子どもに限りませんが、感染対策は徹底しました。フェリーにもアルコール消毒は置いてありますが、自分でも数種類持って行きました。
体温計や健康保険証も持って行きました。
念のため、風邪薬や酔い止めなどを準備しておくと安心です。
子ども用の寝間着、スリッパの用意
部屋に大人用のガウンは置いてあり、私はそれを着て寝ました。フロントに問い合わせたら子ども用は、ないそうです。
スリッパも大人用しかありませんでした。
私は子どもの寝間着と、サンダルを用意していたので良かったです。
東京九州フェリーのターミナルをご紹介
最後に東京九州フェリーのターミナルをご紹介します。ターミナルは新門司も横須賀もほとんど同じだったと思います。
帰りは横須賀発23時45分の「はまゆう」に乗船。ターミナルに19時には着いていました。
それから4時間以上を過ごしましたが、長時間待っていたわりには快適でした。
なんといってもキレイで、清潔感があります。電源やUSBタップが完備されているテーブル席があり、パソコンを開いている方も多く見かけました。
うちの子は、夏休みの宿題をしていました。旅行に来てまで勉強するなんて、我が子ながら感心しました。
乗船予定の船が21時前に着き、次々に貨物が運ばれる様子を見て圧倒されました。こんな風にして、遠くから私達に手元に荷物が届くのですね。
まとめ
東京九州フェリー「はまゆう」に乗船した感想などをご紹介しました。
美しい景色、美味しい料理、プラネタリウムなど親子で楽しめました。
主婦の私にとっては、毎食美味しい料理が食べられて片付けもしなくていいのが嬉しかったです。
海を眺めながら贅沢時間を満喫できました♪
出航時間が遅くて、到着が夜になるのがちょっと残念。ですが、フェリーターミナルで貨物が運ばれる様子を眺めるのも楽しかったです。
子どもは退屈するかもしれませんので、お気に入りのオモチャなどを持ち込めばよいと思います。
コロナ禍の中、多くの方のお陰で素敵な船旅を体験できたことに感謝で一杯です。
機会があれば是非、東京九州フェリーはおすすめです。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
それでは、今日も素敵な時間をお過ごしください♪