こんにちは。
日に日に暖かくなり、桜も咲き始め、春爛漫という感じです。
3月も後半に入り、卒業シーズンの真っ最中ですね。
新聞を読んでいたら、ある卒業式に関する読者の投稿に、とても感動しました。
みなさんにも、ご紹介します。
教育は愛だと教えてもらった気持ちになりました。
1人だけの卒業式
60代の男性の方の投稿です。
その方が3年前に勤めていた小学校でのことです。
なかなか学校に行けず、卒業式にも参加できなかった女の子がいたそうです。
その小学校は4つの小学校の統合校として開校しましたが、彼女は統合前の学校でもなかなか登校できなかったそうです。
6年生の3学期、卒業制作などやらなくてはいけないことがたくさんありましたが、彼女は頑張って全部に参加し、10日後の卒業式を待つのみとなりました。
ところが、そのあと、登校することができなくなってしまったのです。
頑張って登校していましたが、さまざまなことが、彼女にとっては、大きなストレスだったのでしょうね。
卒業式にはとうとう参加できず、式は終わってしまいました。その日の夕方、ご両親、たくさんの友達、その保護者に囲まれて彼女は学校にやってきたそうです。
「卒業証書を体育館で受け取りたい」という彼女の希望に応え、校長先生が職員集合の号令をかけられて、会場をもう一度花々で飾り付け、椅子を並べ、ピアノも開けて、同じ場所で同じように、式が執り行われたそうです。
1人のための卒業式です。
彼女は壇上に上がり、校長先生から自分の手で証書を受け取りました。校長先生の式辞も本人やご両親に贈られた温かいはなむけの言葉だったそうです。
本人も、ご両親も号泣されたそうです。
彼女は先日、中学校を卒業したそうですよ。
いい顔をしていた、とその投稿は結んでありました。
私が感じたこと
投稿された方も書かれていましたが、「1人1人を大切にする」という教育の神髄を教えてもらいました。教育は愛ですね。
頑張って学校に行っていたけど、きっと彼女は自分の限界だったのでしょうね。
ですが、卒業式には学校へ行き、体育館で卒業証書を受け取ることができました。
ご両親やお友達、その保護者の方々の優しさ。校長先生、そのほかの先生方の深い愛情を感じました。
自分のことを大切に思ってくれている人がいると、人は立ち上れるのですね。
彼女には、学校に行けないときでも、自分を見守ってくれている。どんな自分でも受け入れてもらえるという安心感があったのでしょうね。
卒業式についてTwitterでは
卒業式は感動のドラマですね。私は自分と直接関係がない人の卒業式でも感動してしまいます。
卒業式について、Twitterを見てみましょう。
昨日は小学校の卒業式🌸
— 如意宝珠 (@nixyoi) March 19, 2021
一人ひとり想い出を発表して夢を語り……歌で(இωஇ )ブワッ
横でお世話になった先生も😭
感動しました✨🌟💫
思い出に残る卒業式でした🤗✨💖🍀*゜
私の背を4cmも超えて行きましたとさ……(*´艸`)167cm❣️❣️
お姫様抱っこして貰っちゃった🤣𐤔𐤔 pic.twitter.com/VcaAZ6h2Tl
#ゼロ年次研修
— FmFm(ふむふむ) (@iskwtck0331) March 18, 2021
卒業式でした。教員人生で初めての卒業式。こんなに幸せな卒業式はないと言っても過言ではないくらい、私にとって一生の思い出に残る時間でした。ハンカチが涙でいっぱいになるほど、子どもたちへの感謝と感動であふれていました。本当にありがとうございました。また会える日まで…。 pic.twitter.com/ML5v7237vP
昨日は関学の卒業式という事もあって沢山の卒業生が駆け付けてくれました😌ありがとう🌸
— 三代目 麺家 あくた川 (@akutagawa003) March 19, 2021
お客様一人一人に想い出があります✨
差入れをくれた方もいて、僕等も終日感動貰いまくりでした😭‼️
学生生活最後の一杯、堪能してもらえたかな❓😋
いつでも帰って来てね👍
僕等はこの場所で待っています🙋♂️ pic.twitter.com/RkxLgPKicU
読むだけでも想像して感動してしますね。
以下の記事で、仕事で伺った中学校の卒業式について書きましたのでよろしければ一緒にお読みください。
まとめ
新聞で1人だけの卒業式についての投稿を読んで、「教育は愛」だと改めて感じました。ラグビーの「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という言葉を思い出しました。
卒業というのは、人生の大きな節目。新しい一歩を踏み出すための大切な儀式です。
卒業されるみなさんにとって、思い出に残る素晴らしい式となりますように。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日から続く毎日が豊かな日々でありますように!