こんにちは。
暑い日が続きますね。
日本の夏と言えば蝉の鳴き声。
私は、ちょっと落ち込んでいるときでも、蝉の大合唱を聞くと、力強さを感じて力が湧いてくるのを感じます。
何かがうまくいかなかったり、人間関係のトラブルなど、嫌な出来事が起こったとき、早く気持ちを切り替えたいと思っても、なかなかできないときはありませんか。
今日は、上手に気持ちを切り替える方法をご紹介します。
忘れたいのにどうして嫌なことが記憶に残るの?
嫌なことは忘れて、楽しかったこと、嬉しかったことを覚えていたほうが幸せだと分かっていても、なぜか不快な出来事の方をしっかり覚えているような気がしませんか。
3日前の夜ご飯のメニュー思い出せなくても、何年も前の嫌な出来事を覚えているのはどうしてなのでしょう?
理由を調べてみました。
防衛本能によるもの
嫌な記憶を残しておくことで、同じ失敗をしないための、防衛本能だと考えられています。失敗したことをすぐに忘れてしまっていたら、何度も同じ失敗を繰り返すので、忘れないのも、悪いことではないのですね。
納得できていないから
理不尽だと思える嫌な出来事は、自分自身で納得できないですよね。納得できないので、頭がもやもやして、何度も思い出してしまいます。記憶に強く残るということは、反復しているということです。嫌なことがあったとき、クヨクヨと悩んだり、後悔したりと自分の中で何度も考えることで、脳に強く刻み込まれてしまいます。
上手な気持ちの切り替え方
失敗したときは、反省して、同じような失敗を繰り返さないように、原因を考えることは必要だと思います。
ですが、考えても仕方がないことについては、忘れてしまったほうが、幸せな気持ちで過ごせますよね。
気持を切り替えるのが難しい時は、 以下の方法を試してみてください。
自分のやるべきことに集中する
嫌な記憶を追い出すためには、他のことに集中するのが、効果的です。仕事や趣味など、他のことを考える暇がないほど、意識して集中してみましょう。
あえて、忙しくすることで、嫌な記憶がうすれていきます。
野菜を刻む、草取り、編み物、塗り絵など、なんでもいいので、無心でできる作業もおすすめです。
嫌なことを紙に書く
嫌なことは外に吐き出してしまうことで、脳内の整理につながり、忘れるのに効果的です。人に見せるものではないので、思いっきり「頭に浮かんでいること」「感じていること」など、自分の本音を書いてみましょう。
書き尽くしたら、自分がどうなりたいのか、どういう状態が理想なのか書いてみて、もしできれば、最後に、今まで経験した「ありがとう」と思えたことも書いてみて下さい。不思議と、もやもやが消えていきますよ。
気持を切り替えるためのアイテムや言葉を用意しておく
好きな音楽、本など自分の思考を切り替えるアイテムや言葉を用意しておきましょう。歌詞や文字をひたすら追うことで、気持ちが切り替わってきます。
テレビアニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」などで知られる歌手のLiSAさんは、ブレイク前、オーディションに落ち続け、苦しい生活を送っていたそうです。
そんな中、お母さんから送られた「今日もいい日だ!」の言葉を自分に言い聞かせていました。
自分を支える言葉があるのは、素敵ですね。「ピンチはチャンス」という言葉がありますので、すべては幸せにつながっていると信じて、自分を支えてくれるアイテムや言葉を用意しておくといいですね。
運動をする
脳科学では「ストレスは人間を運動させるためにある」という考え方があるそうです。エアロビクス風の運動をすると、気分が明るくなります。好きな音楽に合わせて、体を動かすだけでもいいと思います。
運動をしながら、落ち込んでいくということはないでしょう。健康にもいいので、おすすめの方法です。
まとめ
どんなに前向きで幸せそうに見える人でも気持ちが落ち込むような出来事はあります。
嫌なことはさらりと流し、次に進みたいですね。大切なことは、「今何をしたいのか!」前向きな気持ちを持つことです。無理して忘れようとしなくても、今、目の前のことに集中して、目の前の人を大切にしていくことが大事ではないかと思いました。
自分に合った方法で、気持ちを切り替え、毎日を楽しく過ごしたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。