猛暑から一転し、心地よい季節になりました。私の住む地域は、朝晩は肌寒いくらいです。
暑かったり寒かったり、寒暖差があると、体にも心にも負担になります。
また、感染者数は減ってきましたが、新型コロナウイルスの影響などで、ストレスの多い生活を送っていると、疲れが出やすくなります。
今回は、寒暖差によるストレスから自分を守るための対策を調べました。
体調を整えて、実りの秋を満喫しましょう!
寒暖差はどうしてストレスになるの?
どうして寒暖差が大きいとストレスになるのでしょうか?
気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の機能が乱れ、体が疲れることを「寒暖差疲労」といいます。
自律神経は外気温が高いときは、体温を下げるために汗をかいて熱を発散しています。逆に、気温が高いときは毛穴を閉じて体温を逃がさないようにします。
寒暖の差が大きくなると、体温を一定に保つため、自律神経の働きが活発になります。その結果、過剰にエネルギーを消費することになり、体に疲労が蓄積してしまうのです。
だから、ストレスを感じるのですね。
寒暖差が大きいとどんなリスクがあるの?
寒暖差が大きいと、以下のような健康リスクが起こりやすいです。
体の不調
頭痛やめまい、肩こりなどの症状。
体内のエネルギーが大量に消費されることで、冷え性を引き起こし、だるさが続いたり、食欲がなくなったりすることもあります。
心の不調
自律神経の乱れにより、イライラや不安、落ち込みなどの精神的なダメージを受けやすくなります。
寒暖差によるストレスの対策
季節の変わり目やエアコンの効いた屋内から屋外に出たときなど、寒暖差によるストレスを感じやすくなります。
寒暖差のストレスを和らげ、自分を守るための対策についてご紹介します。
温度差をなくす
室温がコロコロ変わると寒暖差疲労を起こす原因となります。なるべく一定の快適な温度に保ちましょう。
寒暖差疲労をおこしやすくなる気温差は、5℃以上だと言われています。
天気予報などを参考に、なるべく気温差を感じることがないように、服装に気を付けましょう。
寒いときは手首、足首、首の3つの首を温めることで温まった血液を全身に効率よく循環させることがでます。冬の外出時はマフラーやレッグウォーマーなどで、しっかりと保温するようにしましょう。
毎日湯船に入る
入浴すると、全身の血行がよくなり、体の疲労を取り除く効果が期待できます。
ややぬるめのお湯に、ゆっくりつかるのがおすすめです。
どうしてもシャワーですませたいときは、首から肩甲骨部に少し熱め(42°C程度)のシャワーを30~60秒あてると良いそうです。
適度な運動をする
毎日の生活の中で、ちょっとだけ心がけて運動してみましょう。
ストレッチや散歩などの軽い運動は、血液の循環を良くするため、寒暖差疲労を改善できる可能性があります。
エレベーター・エスカレーターを使わず階段を使う、通勤や通学で歩く習慣をつけるなど、生活の中に軽い運動を取り入れましょう。
規則正しい生活リズム
▼バランスのとれた食事を心がける
3食バランスのとれた食事を心がけ、できれば温かいものを摂るようにしましょう。
冷たい飲み物やアイスなどは内臓から冷え、寒暖差疲労を悪化させる誘因になりますので、冷え性の方は避けたほうがいいです。
▼良質な睡眠をとる
睡眠は7時間程度とし、夜23時から朝6時の間、寝るのが理想的だそうです。
まとめ
秋風が心地良い季節になりました。
ですが、日中と朝晩との気温差が大きい時期でもあります。
寒暖差疲労は体や心の不調の原因になることもあります。
スポーツの秋、芸術の秋・・・など楽しいことがいっぱいの秋!
寒暖差ストレスの対策をして、豊かな秋に感謝し、満喫したいですね。
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