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「今宵の月のように」いつの日か輝きたい!宮本浩次さんの歌に力をもらう

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こんにちは。
朝は寒いですが、天気が良い日は日差しが温かくて気持ちいいですね。

最近、歌の持つ力をしみじみと感じています。

みなさんは、日頃、音楽を聴いたり歌を歌ったりしますか?
私は、子どもと一緒によく歌っています。
子どもはすぐに歌を覚えるので、童謡からJ-POPまで幅広いです。

娘は、歌詞が不快だと反対意見があり、話題になっている「うっせいわ」も好んで歌っています。
一度聞くと耳から離れない曲ですね。保育園では歌うのが禁止になったようですが、なにか引き付けられるものがありますよね。

 

私は、気持ちが沈んだ時はロックを聞いています。

今日(3月3日)令和2年「第71回芸術選奨文部大臣賞」が」発表され、大衆芸能部門で、エレファントカシマシの宮本浩次(みやもとひろじ)さんが大臣賞を受賞されました。
おめでとうございます!

現在54歳の宮本浩次さん、個性的なパフォーマンスと説得力のある歌が、とても魅力的でカッコいいですね!

 

今日はエレファントカシマシの曲「今宵の月のように」について、最近新聞で読んだ手記の内容をご紹介して、私が感じたことをまとめてみました。

 

 

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「今宵の月のように」が悲しみから立ち上がる力に!

最近、新聞で、70代の女性の手記に目が留まりました。
24年前に宮本浩次さんが歌う「今宵の月のように」に出合い、深い悲しみから立ち上がった体験です。
この手記を読んで、歌の持つ力を改めて感じました。

 

その方は、長男のお嫁さんが乳飲み子を残して病死し、長男は県外勤務だったため、お孫さんをご夫婦で育てることになったそうです。まだ、1歳にならないお孫さんの前で、「お母さん」という言葉が口に出せず、「僕のお母さんは?」とお孫さんに聞かれるのが怖かったそうです。その7年前に、15歳の次男を病気で亡くされていたこともあり、度重なる別れに気持ちが沈みがちだったそうです。

 

大切な人を続けて亡くされた方に、なんと言葉をかけていいか分かりません。

 

ですが、ある日、「くだらねえとつぶやいて 醒めたつらして歩く」というロックな出だしから「いつの日か輝くだろう今宵の月のように」と明るい未来を思わせて結ばれるこの曲宮本浩次さんが歌う「今宵の月のように」に出合い歌詞が心に沁みたそうです。「母親を亡くしていても、この子が輝かないわけではない、自分たちの育て方、この子の生き方次第で輝くときがくる」と現実に向き合う勇気が湧いてきたそうです。

 

その方のお孫さんは現在24歳で元気に働かれていて、長男は再婚して家族が増えたそうです。人間死ぬまで何があるか分からないけど、「ロックを歌って乗り切ろう。」と手記を結ばれていました。

 

深い悲しみから立ち上がるきっかけを作ってくれた、宮本浩次さんの歌の力って素晴らしい!と思いました。

 

 

「今宵の月のように」輝きたい!

エレファントカシマシの宮本浩次さんが歌う「今宵の月のように」は私も大好きな曲です。
歌詞の一部を抜粋してご紹介します。

 

くだらねえとつぶやいて
醒めたつらして歩く
いつの日か輝くだろう
あふれる熱い涙

いつまでも続くのか
吐きすてて寝転んだ
俺もまた輝くだろう
今宵の月のようにAh… Ah…

 

歌:エレファントカシマシ
作詞・作曲:宮本浩次

「いつの日か輝く」というのがキーワードだと思います。 

エレファントカシマシのボーカルの宮本浩二さんは力強いライブの印象が強いですが、実は趣味は読書だそうです。

森鴎外や太宰治、夏目漱石などの古典的な本を愛読しているようです。また、散歩が趣味で散歩風景を描写した楽曲も多く「今宵の月のように」でも下の歌詞のように風景が描写されている部分があります。

 

夕暮れ過ぎて きらめく町の灯りは
悲しい色に 染まって揺れた
君がいつかくれた 思い出のかけら集めて
真夏の夜空 ひとり見上げた

 

歌:エレファントカシマシ
作詞・作曲:宮本浩次

どういう場面なのか、想像力を掻き立てられますね。

「夕暮れ過ぎて きらめく町の灯りは 悲しい色に 染まって揺れた」なんて 純文学に出てきそうな、美しい歌詞ですね。
宮本浩次さんが読書家だというのが分かりますね。

 

 

「今宵の月のように」は、人生がうまくいっていないときに優しく、そして力強く背中を押してくれます。

今、うまくいっていなくても、「いつか輝き、熱い涙を流せる日がくるよ」と寄り添ってくれている感じがします。

熱い涙ってどんな涙なのでしょう?気持ちが熱くなってあふれでてくる涙でしょうか。

 

「今宵の月のように」は、過去を回想してはいますが、失恋ソングとは違う感じですね。思い出が美しく、情緒的に表現されていて、宮本さんの素直さが伝わってきます。

美しくて力強い曲だと思います。

 

私は気分が沈んだときに、この歌を聞くと、あふれる熱い涙を流して、いつの日か輝ける思えてきます。歌詞に「もう二度と戻らない日々を俺たちは走り続ける」とあります。二度と戻らない今を大切に、未来を信じる力をもらいました。

 

 

 まとめ

「今宵の月のように」は聞いていると自然と力が湧いてきて、歌の持つ力の素晴らしさを実感させてくれる曲です。日本の古典を愛する宮本浩次さんは言葉を大切に使っていて、歌詞が私たちの心に沁みる感じがします。「今宵の月のように」は前向きな気持ちになれて力をもらえるエネルギッシュな歌でありながら、歌詞が美しく、私たちに寄り添ってくれる優しさを感じる名曲だと改めて感じました。

 

みなさんも、是非、ちょっと気分が沈んだときは、「今宵の月のように」を聞いてみて下さい!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

いつの日か輝くと信じて、今を生きる!

 

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