こんにちは。
心地良い季節になりましたが、紫外線対策をされていますか?
実は紫外線は1年を通して降り注いでいるため、日差しが強くなってから始めると遅すぎる可能性があります。
この記事では、紫外線対策を始める時期や紫外線対策に効果的な6つのポイントをまとめました。
参考にしていただけると嬉しいです♪
紫外線の影響とは?
紫外線は、太陽光線の一種です。
ビタミンDを体内で合成するために必要ですが、浴びすぎるとDNAを損傷させ、肌細胞全体にダメージを与えるということが研究により分かってきています。
日焼けによるシミ、シワの原因や白内障や皮膚がんを引き起こす可能性も!
浴びることによる影響には個人差がありますが、正しい知識を持ち、浴び過ぎに注意しながら上手に紫外線と付き合っていくことが大切です。
紫外線対策はいつから始めるのが効果的?
日差しが強い夏以外は、紫外線を意識するという方は少ないかもしれませんね。
ですが、紫外線量は3月から徐々に増加するので、7月や8月の夏本番でなくとも多くの紫外線を浴びている可能性が!
とくに3~6月の強い日差しを感じることが少ない時期には注意が必要です。
紫外線の強さに時間をかけたものが紫外線量になります。
弱い紫外線でも長い時間浴びた場合の紫外線量は、強い紫外線を短時間浴びた場合と同じになることもありますので曇りの日や雨の日でも、油断は禁物です。
紫外線は天候にも影響を受け、年によって多かったり少なかったりします。気象庁の観測では、国内の紫外線量は、観測を開始した1990年以降、長期的な増加傾向が見られます。
特に7月、8月の夏場に多く、快晴の日と比べると、薄曇りの日は約90%、曇りの日でも約60%あり、雨の日は約30%の量になります。
曇りの日は、紫外線が雲に当たることによって、光が散乱することで、晴れの日より多く紫外線が観測されることもあります。
紫外線対策に効果的な6つのポイント!
紫外線の影響は地域や個人によって違いますが、紫外線対策に効果的な6つのポイントをご紹介します。
1,紫外線の強い時間帯の戸外活動を避ける
紫外線は時刻では正午前後(各地域で太陽が最も高くなる南中時)に最も強くなります。
戸外で活動する場合はなるべくこの時間帯を避けて楽しむようにしましょう!
2,日陰を利用する
戸外ではなるべく日なたを避け日陰を利用するようにしましょう。
ただし、紫外線は太陽から直接届く「直達光」だけではなく、空気中で散乱して届く「散乱光」や、地面や建物に反射して届く「反射光」があります。
直接日光のあたらない日陰であっても紫外線を浴びていることは忘れないようにしてください。
3,日傘や帽子を使う
日差しが強いときの外出には、日傘や帽子の利用も効果的です。
帽子の着用で眼の紫外線暴露は20%程度減少します。
特に麦わら帽子などの幅の広いつばのある帽子が効果的です。
ただ、日傘も帽子も太陽からの直接の紫外線は防げますが、大気中で散乱している紫外線までは防げませんので注意して下さい。
4,衣服で覆う
袖が長い襟付きのシャツのように、体を覆う部分の多い衣服は、首や腕、肩を紫外線から守ってくれます。
また、皮膚に到達する紫外線を減らすためには、織目・編目のしっかりした生地の衣服を選びましょう。生地を透かして明るい方を見てみれば簡単に分かります。
目の詰まっている衣類の方が紫外線対策にはおすすめですが、通気性や吸収性が悪いと熱中症の危険性が。
同様に色についても、色調が濃い衣服の方が紫外線の透過率は低くなりますが、熱の吸収率は高くなります。無理のない範囲で着られるものを選びましょう。
5,サングラスをかける
紫外線防止効果のあるサングラスや眼鏡を適切に使用することで紫外線を最大で90%カットすることができます。
ただし、眼に照射される太陽光は正面方向以外からも入ってきます。
レンズサイズの小さなサングラスでは十分な防止効果を期待できません。顔にフィットした、ある程度大きいものが適しています。
なお、色の濃いサングラスを掛けると、眼に入る光の量が少なくなるため瞳孔が普段より大きく開きます。
紫外線カットの不十分なレンズでは、かえってたくさんの紫外線が眼の中へ侵入し、危険な場合がありますので注意しましょう。
6,日焼け止めを上手に使う
衣類などで覆うことのできないところには、大人はもちろん、子供も上手に日焼け止
めを使うのが効果的です。
日焼け止めの効果や特徴は、それぞれの商品によって異なります。
太陽光を浴びやすい鼻の頭、首、肩、腕などは念入りに!
商品や個々人によって適量は変わってきますので、記載されている説明をよく読んで説明書にある使用量を守りましょう。
まとめ
紫外線対策として6つのポイントをご紹介しました。
紫外線量は3月から徐々に増加するので、7月や8月の夏本番でなくとも多くの紫外線を浴びる可能性があります。曇りや雨の日でも油断は禁物!
季節や時間を考えて活動することで、体へのダメージを少なくすることができます。
紫外線を受ける量は、季節やライフスタイル、日中の戸外活動時間によって変わってきます。
紫外線対策を万全にしたうえで、これからの季節を楽しみたいですね♪
参考文献:紫外線環境保健マニュアル2020 環境省
http://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf
最後まで、お読みいただきありがとうございます。この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
それでは、今日も素敵な時間をお過ごしください♪