こんにちは。
明日は私が住む地域では小学校の卒業式です。
今日娘が、学校からプリントをもらってきて、それに卒業生の写真と将来の夢、担任の先生の贈る言葉が書いてありました。
私の子どもは1年生なので、卒業はまだ先ですが、読んでいると胸が熱くなりました。
卒業は大きな人生の節目で、本人はもちろん親御さんにとっても感慨深いものがあるでしょうね。
卒業の時季になると、以前新聞で読んだ「1人だけの卒業式」についての読者の投稿を思い出します。
とても感動したので、ご紹介したいと思います。
教育は愛だと教えてもらいました。
卒業の時季に思い出す「1人だけの卒業式！」
60代の男性の方の投稿です。その方が3年前に勤めていた小学校でのことです。
なかなか学校に行けず、卒業式にも参加できなかった女の子がいました。
その小学校は4つの小学校の統合校として開校しましたが、女の子は統合前の学校でもなかなか登校できなかったそうです。
6年生の3学期、卒業制作など、やらなくてはいけないことがたくさんありましたが、女の子は頑張って全部に参加し、10日後の卒業式を待つのみとなりました。
ところが、そのあと、登校することができなくなってしまったのです。
頑張って登校していましたが、さまざまなことが、女の子にとっては、大きなストレスだったのでしょうね。
卒業式にはとうとう参加できず、式は終わってしまいました。
その日の夕方、ご両親、たくさんの友達、その保護者に囲まれて女の子は学校にやってきたそうです。
「卒業証書を体育館で受け取りたい」という女の子の希望に応え、校長先生が職員集合の号令をかけられて、会場をもう一度花々で飾り付け、椅子を並べ、ピアノも開けて、同じ場所で同じように、式が執り行われたそうです。
1人のための卒業式です。
女の子は壇上に上がり、校長先生から自分の手で証書を受け取りました。校長先生の式辞は、本人やご両親に贈られた温かいはなむけの言葉で、本人もご両親も号泣されました。
その後、女の子は中学を卒業し、小学校に挨拶に来そうです。
とても良い顔をしていたと、その投稿は結んでありました。
教育は愛！
投稿された方も書かれていましたが、「1人1人を大切にする」という教育の神髄を教えてもらいました。教育は愛ですね。
頑張って学校に行っていたけど、きっと女の子は自分の限界だったのでしょうね。
ですが、卒業式には学校へ行き、体育館で卒業証書を受け取ることができました。
ご両親やお友達、その保護者の方々の優しさ。校長先生、そのほかの先生方の深い愛情を感じました。
自分のことを大切に思ってくれている人がいると、人は立ち上れるのですね。
女の子には、学校に行けないときでも、自分を見守ってくれている。どんな自分でも受け入れてもらえるという安心感があったのでしょうね。
まとめ
卒業の時季に思い出す「1人だけの卒業式」についてご紹介しました。
学校でも家庭でも教育は愛ですね。
去年、娘は保育園を卒園しましたが、当時の感動を思いだしました。この1年で娘は大きく成長しました。
※下記の記事で保育園卒園式について書いています。合わせて読んでいただけると嬉しいです♪
>>保育園謝恩会で見た母親の愛と底力！羽ばたけ子どもたち - りらっくすぅーる
卒業は、人生の大きな節目。新しい一歩を踏み出すための大切な儀式です。
「ご卒業、おめでとうございます！」
私が中学卒業のときに、恩師に贈られた言葉でこの記事をまとめます。
「時を大切に、人を大切に、自分を大切に♪」
最後まで、お読みいただきありがとうございます。この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
それでは、今日も素敵な時間をお過ごしください♪
