こんにちは。
小学1年生の娘が学校の図書館から「たまごねえちゃん」の絵本を借りてきました。
「たまごねえちゃん」は娘にそっくりで、甘えん坊です。
毎晩「たまごねえちゃん」を読み聞かせをしていると、私は言いたいことがあふれてくる感じがします。
子ども向けの絵本ですが、大人が読んでも楽しくて学ぶことがあります。
今日は「たまごねえちゃん」の絵本についてあらすじや感想などをまとめてみました。
たまには、絵本もいいですよ。
「たまごねえちゃん」のあらすじ
「たまごねえちゃん」はニワトリのお父さんと娘のお話です。作・絵が「あきやま ただし」さん、鈴木出版から発行されました。
娘の「たまごねえちゃん」は、たまごから出ないといけないくらい成長していましたが、ずっとたまごのままでいました。
その理由は、お父さんが可愛がってくれるから。おとうさんはいつも優しくて、何を言っても怒らないから、ちょっと我がままな「たまごねえちゃん」
朝ごはんも食べさせてもらうし、お散歩もお父さんに抱っこされています。お父さんは「たまごねえちゃん」に言われるがまま。
ある日、お散歩の途中でお腹がすいた「たまごねえちゃん」は、高い木の上の木の実を欲しがりました。「たまごねえちゃん」が泣くので、お父さんは、仕方なく木に登り始めましたが、途中で手を滑らせて落ちてしまいました。お父さんはがっかりしてしょんぼり。
「たまごねえちゃん」は「元気をだして。木の実はいらないから」と小さな声で言いました。
うちに帰りついて、お父さんは足をさすっています。たまごねえちゃんが足をさすってあげようとしますが、お父さんは「たまごちゃんには、無理」と言って断ります。
すると、「無理じゃないもん」と言って「たまごねえちゃん」は自分で殻を割ってしまいました。
そして、お父さんの足を一生懸命揉みました。その日、たまごねえちゃんは初めて体を伸ばして、お父さんと手をつないで寝ました。
次の日もお父さんと「たまごねえちゃん」はお散歩です。たまごねえちゃんは走ってお散歩するので、お父さんが「そんなに走ると疲れるよ」と言うのですが「疲れたらまた足をもんであげる」と答えました。
「たまごねえちゃん」を読んだ感想
「たまごねえちゃん」は娘にそっくりです。娘も自分で出来ることも甘えてしないときもあります。絵本を読むたびに『「たまごねえちゃん」はさくらにそっくりね」』と言うと、娘は「違う」と言いますが。
「たまごねえちゃん」は初めお父さんに甘えてご飯も食べさせてもらって、散歩も抱っこです。この場面では、私は「早く殻を破りなさい。自分でした方が自由だよ」と言いたくなりました。
「たまごねえちゃん」はちょっと我がままですが、お父さんが大好きで優しいですね。お父さんの足を揉んであげるために殻を破ります。誰かのために何かをしようとすると、思いがけない力が出る時ってありますよね。
殻は自分で破りたいと思ったときに破れるのでしょう。
殻を破った「たまごねえちゃん」は手足を伸ばして自由になりました。お父さんと手をつないで寝ることも出来ました。
殻を破ることで大きな成長を遂げた「たまごねえちゃん」
私は「甘えるのも頼るのもいいけど、自分で出来たほうが楽しいよ」と娘に教えてあげたくなりました。
「殻を破ろう!」自分に対しても言いたい言葉です。
大人の私が読んでも楽しく、スカッとする感じがしました。
まとめ
「たまごねえちゃん」は子ども向けの絵本ですが、大人にもおすすめです。
甘えるのもいいですが、自分で出来たほうが自由ですよね。娘は甘えて、着替えなど出来ることもしようとしないときもあります。私がイライラすることもありますが、そういう時期なのでしょうか。
「できないと言って人を頼るよりも、自分で出来るようになって達成感を感じたほうがもっと嬉しいよ、そのほうが自由だよ」と甘えん坊の娘に教えてあげたいです。
私も「自分には無理、出来ない」と思うのではなく娘と一緒に新しいことにも挑戦してどんどん殻を破って成長していきたいと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
皆様にとって今日から続く毎日が豊かな日々でありますように!