我が家の小学生の子どもは2年生に進級して、ほぼ毎日「担任の先生が怖いから学校イヤ」と登校しぶりをしていました。
なんとか学校を休むことなく3月を迎え、2年生も残り1ヵ月。
先日、2年生最後の授業参観では、内弁慶の娘がみんなの前で堂々と発表していて、子どもの成長に感動しました。
子どもに「担任の先生が怖いから学校イヤだ。行きたくない」
と言われ続けると心配ですが、結果的には
「そんなに心配することではなかったのかも」と思います。
子どもの成長する力は素晴らしいです!
この記事では小学2年生の1年間、登校渋りを続けた子どもに対して、私が感じたことを書きました。
子どもに「担任の先生が怖いから学校イヤ」と言われて悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
- 小学生の子どもに「担任の先生が怖いから学校イヤだ。行きたくない」と言われて私がしたこと
- 「担任の先生が怖いから学校に行きたくない」と言いながらも子どもが学校に行けた理由
- 子ども達が怖がる担任の先生は本当にイヤな先生なのか?
- 子どもの成長する力を信じて見守る
小学生の子どもに「担任の先生が怖いから学校イヤだ。行きたくない」と言われて私がしたこと
うちの子は2年生になって担任の先生が替わってから「先生が怖いから学校に行きたくない」と言い始めました。
私は特に何か働きかけたわけではありませんが、結果的に次のように子どもに接していました。
- 見守る
- 子どもに共感して寄り添う
見守る
娘の1年生の時の担任は優しい先生でした。2年生になり担任が替わり、ちょっと厳しく注意されたりするのが子どもにとっては怖かったようです。
家庭訪問で私も担任の先生と話しましたが、「少し言い方がきついな」と感じました。
でも、教育に対してブレない信念をもっている先生だと思ったので、子どもに「担任の先生が怖いから学校イヤ」と言われても、子どもと先生を信じて見守ることにしました。
詳しくは下記の記事に書いています。
>>>「先生怖い!学校行きたくない」という小学生に私が試した方法とアドバイスされたこと
子どもに共感して寄り添う
でも下記の記事に書いた出来事で、私自身が先生に不信感を感じてしまいました。
>>>重たすぎるランドセル問題を担任の先生に相談したら残念な回答が!でも改善しました
その後は、子どもに「担任の先生が怖いから学校イヤだ」と言われたときは
よく頑張って学校に行ってるよね。
えらいね。
と子どもに共感して寄り添うようになりました。
あまりおすすめできませんが、時には先生への不満を一緒に言ったりもしました。
そのうち慣れるだろうと思っていましたが、結果的には1年間「先生が怖いから学校イヤだ。行きたくない。」と言い続けることに・・・。
「担任の先生が怖いから学校に行きたくない」と言いながらも子どもが学校に行けた理由
うちの子どもは、毎日「担任の先生が怖いから学校イヤ」と言い続け、日曜日の夜や月曜日の朝は「学校に行きたくない!」と登校渋りをしていました。
ですが、「学校がイヤ」という理由で欠席した日は1日もありません。
私はあまりに毎日なので、
「そんなに嫌なら、休んでもいいよ」
と試しに言ってみたこともあります。
それでも、娘は「学校イヤだ」と言いながら、毎朝自分から進んで登校していました。
私が思い当たるのは以下の3つの理由です。
- 仲良しの友達がいた
- 学校が嫌だという子どもの気持ちを否定しなかった
- 嫌なことをユーモアに変えていた
仲良しの友達がいた
「担任の先生が怖いから学校イヤ」と言いながらも学校に行けたのは「友達の力」だと思います。
うちの子の場合はクラスに仲良しの友達がいたので、休み時間は楽しく過ごしていたようです。
お友達も「先生怖い、嫌い」「学校行きたくない」と言っていて子ども同士で共感しあうこともあったのでしょう。
学校に行きたくなくて「朝からお腹が痛くなる」お友達もいたそうです。小学生ながら、支え合っていたのかも。
休日も遊ぶほど仲良しの友達がいたので、親としても安心できました。
学校が嫌だという子どもの気持ちを否定しなかった
私は子どもに「先生怖い。学校イヤだ」と言われても否定はしませんでした。
「そんなこと言ったらだめだよ」とか「学校には行くのが当たり前だよ」とか言うと子どもが本心を言ってくれなくなるかもしれません。
「先生の悪口を言ったらダメ」とも言わず、むしろ一緒に「あの先生怖いよね」などと味方になっていました。
嫌なことをユーモアに変えていた
子どもが担任の先生のことを「鬼先生」と言うので、私も冗談で「鬼なら豆をもっていけばいいよ」とアドバイスしたこともあります。
さらに子どもが自作の歌をつくり「学校イヤだ」とか「月曜日は地獄の始まりだ」など歌うので私も一緒に歌っていました。
嫌なことも歌にしちゃうと楽しくなるから不思議ですね。
子ども達が怖がる担任の先生は本当にイヤな先生なのか?
娘の担任の先生は保護者の評判は悪くないです。
初めは「子どもが怖がるので困った」という話も聞きましたが、だんだんと先生の良さが分かってきました。
うちの子が友達とトラブルになりそうなときに相談すると、しっかり対応してもらえました。下記の記事で書いています。
>>>小学生の子どもが友だちに嫌がらせをされたときの解決法!担任の先生に相談するのがベスト
もちろん相性もあるので、受け止め方も人それぞれですが
「子どもの良い面をしっかりみてくれる」
「先生のおかげで子どもが積極的になった」
と、感謝しているママも多いです。
私も先生と話していて、「子どものことをよく見ていて、先のことまで考えて指導されている」ことを感じます。
教育には時には厳しさも必要だと思います。
もちろん、マスコミで話題になるような本当に問題のある先生なら、親としてしっかり子どもを守りたいです。
子どもの成長する力を信じて見守る
「担任の先生が怖いから学校イヤだ、行きたくない」と言い続けた小学2年生の娘の1年間を振り返ってみました。
「子どもはすぐ慣れる」と聞きますが、娘は担任の先生に最後まで慣れなかったようです。
でも、大きく成長しました。
授業参観で、堂々とみんなの前で発表する娘を見て、「良い先生とお友達に恵まれた1年間だったんだ」と感じました。
小学生の子どもにとって、担任の先生は影響力が大きいです。
ほとんど1日中一緒に過ごすのですから、怖い先生だったら学校に行きたくなくなりますよね。
ですが、子どもには成長する力があります。
「学校嫌だ。行きたくない」と言われると親は心配ですが、「ある程度は子どもの力を信じて見守ってもいいのかな」と感じました。
もちろん、必要な時はしっかりサポートして子どもたちを守りたいです。
この記事を読んで「学校嫌だ。行きたくない。」と子どもに言われて悩んでいる方の気持ちが少しでも軽くなれば嬉しいです。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。それでは、今日も素敵な時間をお過ごしください♪