りらっくすぅーる

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保育園お茶会、子どもたちのお手前に茶道の心を見た!現代に通じる茶道の心とは?

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こんにちは。

3月は卒業の季節ですね。

娘もこの春、保育園を卒園し、小学校に入学します。

先日、保育園でお茶会があり、子どもたちが保護者にお抹茶を点(た)ててくれました。

子どもたちなりに一生懸命に茶筅(ちゃせん)を振り、お茶を点てている様子が、日頃の様子と全然違い、真剣さが伝わってきました。

私は茶道のお稽古を15年くらいして、お免状も持っていますが、最近はすっかり離れています。

今日、子どもたちのお茶会を見ていて、自分がお稽古していた時のことを思い出しました。純粋に真剣にお客さんのためのお手前に茶道の心を見せてもらいました。

私の茶道の先生は「茶道をすると、物事に動じなくなりますよ」と言われていました。

時の権力者の豊臣秀吉など、武士が好んでいたことを考えると、心を平常心にする効果があるのでしょう。

私は、物事に動じてばかりなので、まだ、茶道の修行不足だと思います。

久しぶりに茶道の心に触れたくなり、昔の本やノートを読んでみました。

現代にも通じることがありますので、よろしければ、参考にして下さい。

 

 

 

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茶道の基本「四規七則(しきしちそく)」とは?

わび茶の完成者である千利休が茶道の在り方について教えた言葉です。

四規(和敬清寂)

 己の心の和、道具などの取り合わせの和、相客との和が合わさってこそ心の乱れのない手前がなされるということです。

 

今日の保育園のお茶会の掛け軸は聖徳太子の十七条の憲法の冒頭の「和を持って貴しとなす」でした。

 

 人を敬い、自らも慎むこと。

   清らかであること。単に目に見える汚れを洗い流すのではなく、心身を清めるという意味です。

 静かで何物にも乱されることがない不動心を表しています。

 

和敬清寂というのは、禅の悟りの境地を表しているようですね。忘れていたことを思い出したような気持ちになりました。

今日の子どもたちは、清らかな心で、私たちをもてなしてくれました。

 

七則

七則はある人が、「茶の湯の極意を教えてほしい」と千利休に訊ねたのに答えたものです。ですが、あまりに当たり前のことなので、「そんなことは誰もが知っています」と言うと、千利休は「この心に適う茶ができるのなら、あなたの弟子になりましょう」と言われたそうです。以下に七則をご紹介します。

 

茶は服のよきように点て、

炭は湯のわくように置き、

冬は暖に夏は涼しく、

花は野の花のように生け、

刻限は早めに、

降らずとも雨の用意、

相客に心せよ

 

茶は服のよきように点てというのは、差し上げる相手が飲みやすいように、適度な湯加減と茶の分量でお茶を点てるということです。

当たり前のことですが、相手を気遣い思いやることを言われているのでしょう。

七則を読むと自然に逆らわず、自然に融和していくことを教えられているように感じます。

降らずとも雨の用意というのは、傘に限らず、いついかなる場合でも適切に応じられるだけの心構えを持ち、実際の準備を怠らないことです。

相客というのは一緒に客になった人たちのことです。相客に心せよとは、お互いの心の動きを察し、相手に迷惑をかけず、恥をかかさないようにいたわる心を持つことです。相手の立場を思いやり楽しいひと時を過ごしましょうということです。

 

当たり前のことがなかなか出来ませんが、心にとめておきたいと思いました。

利休道歌(りきゅうどうか)とは?

利休道歌というのは、千利休の教えを初めての人にも分かりやすく、覚えやすいように和歌の形にしたものです。

現代にも通じることもありますので、いくつかご紹介します。

 

その道に入らんと思ふ心こそ 我身ながらの師匠なりけれ

この歌は利休道歌のはじめに詠まれていて、学ぶ者の心構えを教えています。茶道に限らず、学ぼうとする気持ちをしっかり持つことが大切で、自分で学ぼうとする心こそが上達への第一歩であるという意味です。

 

学ぶ心構えとしては

はぢをすて人にものとひ習ふべし これぞ上手の基なりける

という歌もあります。

学ぶときは、恥ずかしがらず遠慮せずに聞きましょうということだと思います。

 

稽古とは一より習ひ十を知り 十よりかへるもとのその一

これは、基本、基礎の大切さを教えている歌だと思います。私がお茶のお稽古をしているときに、よく先生に言われた歌です。どんなに奥義のお手前をしても基本に返ることで、より理解が深まるということを言われました。

 

茶の湯とはただ湯をわかし茶を点てて のむばかりなることと知るべし

この歌は茶の湯とは難しいものではなく、お湯を沸かしてお茶を点て、まず神仏に供え、お客様に差し上げ、そして自分にいただくという、日常生活をもとにしていることを教えています。

茶道というのは、特別なことではなく、日常に根付いているのですね。

 

まとめ

保育園のお茶会に参加したことで、久しぶりに茶道の心に触れたくなりました。子どもたちは、純粋に、真剣に、お客さんのために、お茶を点てていました。とても、おいしくてすがすがしい気持ちになりました。

 

茶道の教えは、相手を思いやること、自然に融和することを私に思い出させてくれました。時には、無心になることも大事ですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

時には、無心になり、心豊かに丁寧に生たい!

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