こんにちは。ももです。
子ども達の夏休みが、もうすぐ終わりますね。
学校が始まるとほっとしますが、今年は、そうとばかりは言っていられない状況です。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、子ども達にも感染が拡がっています。
熊本市教育委員会は2学期の9月1日から12日まで、小中学校でオンライン授業と併用して分散登校を実施することを発表しました。
今回は、熊本市教育委員会が発表した分散登校についてまとめました。SNSでも話題になっています。分散登校の方法やSNSの声なども紹介します。
子ども達の安全と学びを守るために、どうすればいいのか考えてみましょう。
熊本市の分散登校の方法は?
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況を受けて、熊本市教育委員会は、市立小中学校の2学期について「分散登校」とする方針を決めました。登校日と自宅でのオンライン授業を学年ごとに組み合わせます。
期間は9月1日からまん延防止等重点措置の期限の12日までです。
この期間の土日を除く8日間のうち、登校する日数を2~3日として、それ以外はオンライン授業を行います。まん延防止等重点措置が延長された場合は、分散登校の期間も延長になります。
小中学校、9月12日まで分散登校 新型コロナ感染拡大で熊本市教委 オンライン授業組み合わせ | 2021/8/23 22:11 - 熊本日日新聞https://t.co/CStz6wVTWw#熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本
— 熊本日日新聞社 (@KUMANICHIs) August 23, 2021
分散登校の方法は、
- 「登校日」と「オンライン授業日」を学年単位で設定する
- 登校する学年を小学校は2学年、中学校は1学年に制限
- 少なくとも週1日以上はどの学年も登校日を設ける
- 登校の間隔を2日以上空けて校内の接触機会を減らす
- 登校日は原則午前中授業で、給食を食べた後に下校する
- 期間中の部活動は原則中止。公式大会などが控えている場合に限り、土日や登校日の活動を認める
- 児童育成クラブは登校日でない学年も含め通常通り午後2時からの利用
- 保護者が医療従事者で小学校3年生以下の児童や虐待・ネグレストなどの理由で登校が必要な児童生徒は、基本的に毎日登校して、給食も食べられる
- 登校日でない学年の児童生徒は預かりのみで、学校でオンライン授業を受ける
- 保護者が、登校させるのが不安な場合は、登校を控えても欠席扱いにならない
熊本市の小中学校は8月30日が始業式です。30日と31日は分散登校の準備期間とし、すべての学年が登校できます。ただ、学校の規模によっては「時差登校」などで対応するそうです。
急なことなので、保護者の戸惑いもあると思います。例えば
- 家庭の事情によっては仕事を休まないといけない
- 低学年の子が一人で留守番しないといけない
- 家庭でオンライン授業に対応できるの?
というような、不安もありますよね。熊本市教育委員会は「学校だけで感染を予防するには限界がある。急なお願いにはなるが、家庭にも是非、協力してほしい」と呼び掛けています。
熊本市の分散登校についてSNSでは
熊本市の分散登校について、どのように受け止められているのでしょうか?SNSでも話題になっていますので、一部を紹介します。
熊本分散登校って英断だなぁ、そうに決まってる
— KKYT (@Sonya_chan0) August 23, 2021
こっち(福岡)の方が感染者多いけどまだですかねぇ…?
熊本市オンライン、分散登校…
— チャチャ (@tyuyou1973) August 23, 2021
すごいです
熊本市立の小中学校は30日から分散登校ですかそうですか。。たしかに学校でクラスターは怖いです。感染が若年化してきてますしね。授業準備大変そう。対面と遠隔と両方要るのかな。先生たちがんばって。身体壊さないでくださいね。<RT
— と も ぞ う🇮🇪☘️ (@tirnanorg) August 23, 2021
熊本市小中学校。とりあえず9月12日まで週1、2回の午前中のみ分散登校とオンライン授業に決まった。東京神奈川に比べ人口少ないから休校なんて無理よねと思ってたけどひとまず安心。いつも対応早い熊本市。
— @マロン (@mamaron55) August 23, 2021
熊本は分散登校とオンライン授業を実施するのは良かったが、分散登校が学年ごと?とかあんまり意味無いんじゃ…
— みゆきち💉 (@meyoukey_ch) August 23, 2021
学年ごとの分散登校、オンライン授業ありがたいです。
— tome (@y09090763) August 23, 2021
ただ、学年ごとの登校だと、40人学級なので普通に密の状態になります。。
SNSでは「自分たちの住む地域でも、検討してほしい」という賛成意見が多かったです。
分散登校は「学年ごとでは、効果がないのでは?」という声もありました。
まとめ
熊本市がコロナウイルスの感染拡大をうけて、分散登校を決定したことについて、方法とSNSの声を紹介しました。
分散登校では、家庭の負担や学校現場の負担が増えることが予想されますが、感染拡大防止のために決断されたことだと思います。
今回は9月1日からまん延防止等重点措置の期限の12日までです。今後の感染状況によっては、延長されることも考えられます。
SNSでは熊本市の決定に賛成する意見が多かったですが、「学年ごとの分散授業では、あまり効果がないのでは?」という声もありました。
やりながら、より良い方向に変えていく必要がありそうです。
熊本市は、熊本地震後から、ICT環境を整備して、オンライン授業にも取り組んできました。予算はかかりますが、未来への投資をしてきたことが、今回の素早い対応につながったのだと感じました。
今回の分散登校が、スムーズに進みますように。そして何よりも、子ども達の学びを止めないためにも、早く感染拡大が収束することを願っています。
※下記の記事でコロナ禍の小学校運動会について紹介しています。
制限がある中でも、子ども達の頑張る姿に感動しました。よろしければ合わせてお読みください。