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いのちより大切なものってなに?星野富弘さんの言葉で考えたこと

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こんにちは。

新緑がまぶしい季節になりましたね。

先日、仕事で山の中の学校を訪問し、すがすがしい気分になりました。

一学年6~8人の小学校です。

児童数は少ないですが、教育環境は整っていて、日本の教育制度の素晴らしさを感じました。

 

学校にはよく、絵や言葉などが貼ってあるのですが、その学校で見かけて気になった星野富弘さんの言葉がありましたので、ご紹介します。

みなさんは、命より大切なものって何だと思いますか?

 

 

学校で見た星野富弘さんの言葉とは?

私が学校の職員室で見た星野富弘さんの言葉です。

「いのちが一番大切だと思っていたころ生きるのが苦しかった

いのちより大切なものがあると知った日生きているのが嬉しかった」

星野富弘

 

この言葉を見たときに、「命より大切なものってあるのかな?」と思いました。「命を大切にしましょう」とはよく聞きますよね。

この言葉の意味を知るためには、星野富弘さんのことを知る必要がありそうです。

 

星野富弘さんについて

みなさんは星野富弘さんをご存じですか?

星野富弘さんは、群馬県出身の詩人・画家です。

星野さんは大学卒業後、中学校の体育の先生になりました。

部活動の指導中にマットの上で宙返りをした際に、着地に失敗し頭から落ちてしまいました。このときに頚髄を損傷し、首から下の感覚すべてがなくなり、全く動けない状態になってしまったのです。

星野さんは入院中、何度も大きな手術を受け壮絶な日々を過ごします。2年経つ頃には自分で呼吸ができるようになりましたが、首から下が動かないので、天井を見つめるばかりの日々だったそうです。

そんな星野さんの人生を変えたのが、口にペンをくわえて文字を書いたことでした。そして、身近にある花の絵を描き始め、短い詩を添えるようになりました。

退院後、雑誌や新聞に詩画作品やエッセイの連載をはじめます。美しく繊細な花の絵に詩を添えた星野さんの詩画は、多くの人々に感動と生きる喜びを与えています。

国内外で「花の詩画展」が開かれていて、詩画集も多数出版されています。現在も詩画やエッセイの創作活動をされているそうです。

 

いのちより大切なものってなに?

壮絶な体験をされて、生きるのが嬉しくなった、と言い切る星野さんが見つけたいのちよりも大切なものって何なんでしょうか?

 

私の想像ですが、思い通りにならない体と人生の中で、人と比べるのではなく、自分らしく生きていける場を見つけられたのだと感じました。

現実を受け入れて、すべてを引き受けてありのままの自分で生きるということでしょうか。

私は、このような経験はなく、想像しかできませんが、生きているのが苦しかった星野さんが生きているのが嬉しかったと大きく変わるいのちより大切なものに興味をもちました。

 

みなさんは、どう思われますか?

SNSで話題の星野富弘さんの言葉

星野さんの絵や言葉は多くの人の心を揺さぶっているようです。

SNSでも話題になっていますので一部をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

どれも、重みのある言葉だと思います。「悲しみも苦しみもあって私が私になっていく」という言葉は自分のすべてを認める、あるがままを受け入れるという意味に私は感じました。

 

まとめ

学校で見た星野富弘さんの言葉で、「いのちより大切なもの」について考えてみました。星野さんの言葉や絵で多くの人が勇気づけられています。私は、星野さんの言葉からすべてを受け入れた「しなやかさ」を感じました。

今の私にはいのちより大切なものは分かりません。ただ、いのちが一番大切だと聞くと、病気の方などは辛いかもしれません。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、各地で蔓延防止法重点措置が適用される中、幸せについてもう一度考えてみたいと思います。

 

下記の記事で学校で見た相田みつをさんの言葉をご紹介しましたので、よろしければ一緒にお読みください。

www.rirakusuru.com

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

今日から続く毎日が心豊かな日々でありますように!