こどもが離乳食を食べないことに悩んでいるママは多いのではないでしょうか。
私も、色々なレシピを試したり、育児相談を受けたりしました。
ですが結局、私の子どもは、ほとんど離乳食を食べないまま1歳になりました。
1歳になって保育園に預けたのですが、しばらくはお昼ご飯をあまり食べなかったようです。
そんな娘もいつの間にか、なんでもパクパク食べるようになりました。
今となっては離乳食がすすまなくても、「そんなに心配する事ではなかった」と分かります。
この記事では、離乳食をほとんど食べないまま1歳になった我が家の子どもの体験をご紹介します。
「子どもが離乳食を食べない」と悩んでいるママの気持ちが、少しでも楽になれば嬉しいです。
- 離乳食を開始してすぐは順調
- 食べるけど離乳食の量が少ない
- 離乳食を食べないことを専門家に相談する
- 離乳食が進まないまま1歳になってしまった
- 離乳食を食べなかった子どもが食事を食べ始めたきっかけ
- 離乳食を食べないとどうなるの?
- まとめ
離乳食を開始してすぐは順調
離乳食は生後5か月から6か月頃にはじめることが多いです。
私の子どもは、6か月に入ってすぐ、スプーン1杯のつぶしがゆから始めました。
保健センターで教えてもらったように、授乳前に「つぶしがゆ」を食べさせてその後、母乳を飲ませていました。
慣れてきたら、すりつぶした野菜、豆腐、白身魚などを試していきました。
離乳食は順調に始まりました。
食べるけど離乳食の量が少ない
娘は母乳が大好きでした。離乳食も1口2口は食べるものの、全然育児書通りにはすすみません。
子育て支援センターで同じくらいの月齢のママに聞くと「パクパク食べる」「食べすぎが心配」という話も聞き、ちょっと焦りました。
レシピを工夫してみましたが、結局食べないので「そのうち食べるよね」とあきらめ気味でした。
離乳食を食べないことを専門家に相談する
娘は1歳から保育園に入園する予定でした。
なのに、離乳食後期と言われる10か月になっても、ほとんど食べません。
さすがに「これはマズイのでは」と思って保健センターに相談することにしました。
保健センターで子どもの食事について聞かれて、保健師や栄養士からアドバイスされたのは
授乳回数を減らすことでした。
自分でも分かっていましたが、離乳食を食べないので、ついつい母乳をあげてしまっていました。
ですが、あまりにも離乳食を嫌がるので、その後も母乳中心の生活が続きました。
この時に、どんなに泣いても母乳をあげなければ、あきらめて離乳食を食べたのかもしれません。
「母乳をやめたら食べるようになった」というママも多かったですよ。
離乳食が進まないまま1歳になってしまった
結局うちの子は、離乳食がすすまないまま1歳になり、保育園に通い始めました。
断乳にも失敗し、夜間授乳を続けていました。
当時、娘がよく食べていたのは、バナナとハイハイン(赤ちゃん用の米菓子)です。
娘の食事は寝る前の授乳とわずかな食事(バナナ、ハイハイン)です。ハイハインは娘のお気に入りで、主食のような状態になっていました。
子どもが通っていた保育園の1歳児の昼食は、離乳食か幼児食です。ミルクはありません。お昼ご飯を食べなかったこともあり、慣らし保育に時間がかかりました。
下記の記事でご紹介しています。
しばらくは、保育園の食事をなかなか食べなかったようです。
先生がお庭に連れて行ったりして、気分転換させて食べさせて下さいました。
離乳食を食べなかった子どもが食事を食べ始めたきっかけ
なかなか離乳食を食べなかった娘が食事をパクパク食べ始めたきっかけは、
「普通の固さのご飯(米)を食べさせた」
ことです。
それまではやわらかめの軟飯やおかずを食べさせていましたが、1歳を過ぎて普通に炊いたご飯を食べさせてみました。
すると、もりもり食べる!食べる!
離乳食をあまり食べていなかったので、噛めるのか心配でしたが、しっかり食べてくれました。
もしかしたら、うちの子は、柔らかい食事が好きではなかったのかもしれません。
それからは、徐々に食べるようになりました。
離乳食を食べないとどうなるの?
「離乳食を食べないとどうなるの?」「何か悪い影響があったら・・・」
と思うと心配になりますよね。
うちの子を見ている限りでは、「別にどうもならないし、時期が来たら食べるのではないの」と思います。
体重が増えないとか、栄養面が心配であれば専門家に相談してみることをおすすめします。
でも、なにか1種類でも食べられるものがあれば、様子をみてもいいのかもしれませんね。我が家の体験からは、そんなに心配しなくても大丈夫かと思います。
私は専門家ではありませんので、離乳食を与えないとどんな影響があるのかを調べてみました。
※下記のサイトを参考にさせていただきました。こちらでは、おいしそうな離乳食レシピも紹介されています。
✔ 離乳食を与えない場合の影響
- 内臓の成長に影響するかも・・・
- 骨格の発達に影響するかも・・・
- 食品アレルギーの可能性が高くなる
離乳食を食べないと、内臓の成長や骨格の発達に悪い影響を与える可能性があるそうです。
離乳食を摂る事で、内臓が様々な消化酵素を出せるようになり、色々な食材を食べることができるようになると考えられています。
また、赤ちゃんは離乳食を食べる事で、噛むことを覚え、あごの発達を促します。
離乳食を食べない赤ちゃんはあごの発達が遅れ、充分に発達せず、歯並びが悪くなってしまう可能性があるそうです。
離乳食で様々な食品を与えていた方が、アレルギーのリスクは低いという研究結果もあります。
あくまでも可能性ですので、みんなが影響があるというわけではないと思いますよ。
それに、離乳食を与えないのではなくて、食べてくれないのだからママが思いつめる必要はありませんよね。
まとめ
離乳食をほとんど食べないまま1歳になった、子どもの体験をご紹介しました。
うちの子は離乳食がすすまず、1歳まで母乳中心の食生活でしたが、普通の固さのご飯を食べさせるようになってから、食事が進むようになりました。
小学生になった今ではモリモリ食べています。
離乳食を与えないと、内臓の成長やあごの発達に影響がある可能性もあるようです。
ですが「食べさせなきゃ」と思いつめると、ママが苦しくなってしまいます。
体重が増えないなど気になる点があれば、先輩ママや専門家に相談してみることをおすすめします。
保育園や子育て支援センターなどで、他のお子さんと一緒に食べるようになると、自然と解決するかもしれません。
個人差もあるので、一つでも好きな食べ物が見つかるといいですね。
赤ちゃんとママにとって、食事の時間が幸せな時間でありますように♪