こんにちは。
先日、娘の通う保育園の卒園式があり、
早いもので、娘は1歳から5年間通った保育園を卒園しました。
成長した子どもたちの姿をみて、感動の式でした。
そして、私にとって、そのあとの謝恩会が宝物のような思い出となりました。
今日は、私が娘の保育園謝恩会で感じた、母親の愛と底力について、ご紹介します。
今年はコロナ禍ということで、さまざまな行事が中止になったり縮小されました。
卒園式のあとの謝恩会は、例年、ホテルで会食があっていたようです。
去年の4月の役員決めで、私を含めて5人のお母さんが謝恩会の係になりました。
ですが、コロナ禍で、卒園式が開催されるのかも分からない中、話し合う時間もなく、みんなで話し合えたのは卒園式まであと、2週間と迫った、保育園のお茶会の日でした。
私は、今回の経験で、お母さんたちは、仕事や家事、育児で忙しい中でも、子どもたちのためにこんな力を発揮できるんだと、母親の愛と底力を見た思いがしました。
結果的には、すべてが成功したわけではなく、悔いが残る点もありました。
ですが、お互いを思いやる気持ちに、私は卒園式はもちろん、謝恩会を振り返っても涙があふれてきて、感謝の思いにいっぱいになりました。
では、今年の謝恩会までの経緯と、当日の様子、後日談をご紹介します!
下記の記事で卒園前の保育園のお茶会についてご紹介しましたのでよろしければ一緒にお読みください。
謝恩会まで2週間!何をするのかを話し合う
本当だったら早めに話し合っておけばよかったのですが、4月の段階で、会食は難しいだろうし、コロナの状況でどうなるか分からないからと先送りになっていました。そして、なかなか集まる機会が持てず、謝恩会まで2週間と迫った保育園のお茶会の日に何をするのかを決めました。
私たちが目標にしたのは
- 先生方に感謝の気持ちを伝えたい。
- 保護者、子どもたちにとって思い出に残る会にしたい
ということです。
みんなで話し合って決めたことは、
- 担任の先生に花束・プレゼント・色紙を贈る。
- 園長先生には大きめの花束、担任以外のそのほかの先生には小さめの花束を贈る。
です。子どもたちから手渡してもらうことにしました。
色紙は、写真を持ち寄って、母親で作ることになりました。
ですが、これだけでは、ちょっと物足りないから、何かしたいよね、ということになり、バルーンリリースをしようかということになりました。ネットでバルーンを注文することを決めて、今更ながら、みんなでライングループを作って解散しました。
大空にバルーンをみんなで飛ばせば、思い出になるだろうとウキウキした気分でした。
保育園のお母さん達とは日頃、挨拶を交わす程度の間柄でしたが、何かしようというときは団結できるのですね。みなさん、とても優しくて居心地よかったです。
当日までの間に決めたこと
バルーンリリースはネットで注文しようとしたら、予定していた商品は欠品になっていました。他の商品は予算オーバーになってしまうので、どうしようかとみんなでラインでやり取りしました。
そして、あるお母さんの知り合いの方にお願いすることになり、当初の予算より格安でバルーンをリリースできることになりました。
ただ、1つ問題があって、バルーンは水に弱いので雨だと飛ばせないだそうです。
風船は枯葉のように土にかえる素材、ひもは紙で、雨に溶ける素材で出来ているので、雨だと厳しいようでした。
後は雨が降らないことを願うのみです!もし、雨の時は、持ち帰ってもらうことになりました。
先生へのプレゼントはエプロンに決まり、花束も注文して、先生方、保護者への案内状も作成して、当日の朝、写真を持ち寄り色紙をつくることになりました。
特に役割を決めていなくても、自主的に自分ができることをして、必要なことはラインでみんなの意見を聞き、和やかに、着々と進められていきました。
先生方や子ども達に喜んでもらうためなら頑張れる、母親の力を感じました。
いよいよ謝恩会当日
そして、いよいよ卒園式当日を迎えました。ですが、あいにくの雨。前日まで天気が良かったのですが、天気予報では下り坂。予報通り、朝から小雨が降っていました。
卒園式は午後からだったので、午前中に集まって、みんなで色紙を作りました。写真を切り取ったり、シールを張ったり、和やかで楽しかったです。
ただ、みんな「午後からは雨があがるといいね。」と祈る気持ちで話していました。
「小雨程度なら、バルーンを飛ばせないことはない」と聞き、なんとか飛ばす方向で考えていました。
感動の卒園式
いったん家に帰り、午後から卒園式に参加しました。
在園生がいない縮小された式でしたが、子どもたちの成長に感無量でした。
卒園証書授与のときは、みんな、厳粛な雰囲気で、子どもながらに、式の意味を感じていたのでしょうね。
19人のクラスメートの卒園証書授与の間、私は、1人1人の子どもたちの幸せを願っていました。
立派に成長した子どもたち、先生方に感謝でいっぱいです。
いよいよ謝恩会
式が終わり、いよいよ、謝恩会です。
ですが、外は、雨。ギリギリまで、バルーンをどうするのかの判断は持ち越しです。
保護者会の会長から先生方へお礼の挨拶をしたあと、子どもたちから、先生方に花束を渡してもらいました。担任の先生へはエプロンと手作りの色紙も贈りました。
先生方も感無量のご様子でした。
ですが、外はまだ、雨です。小雨なので、私は、決行できるんじゃないかとも感じましたが、会長が「バルーンは持ち帰りにしましょう。」と決められたので、とても残念でしたが、バルーンを子どもたちと先生方に配りました。
子どもたちは大喜び!会場で飛ばしてしまう子もいて、天井までバルーンが飛んでいきました!
そのあと、写真撮影をしたりして、みなさん和やかに過ごして、帰って行かれました。
私たちはそのあと、お金の清算をして、帰りました。
バルーンリリースができなかったことは少し悔いが残りました。合間に飛ばせたんじゃないの、というお母さんもいました。私も、タイミングによっては、飛ばせたと思います。
ですが、先生方と子どもたちに喜んでもらえたので大成功です。無事に終わりホッとしました。
短期間で、これだけのことができたのは、母親の子どもたちへの愛だと思います。
家に帰り、雨が収まったタイミングで、娘とバルーンを飛ばしました。どんどん高く飛んでいきます。「羽ばたけ、さくらちゃん」と思わず娘の名前を叫んでしまいました。
謝恩会の翌日に感じたこと
翌日、係のお母さん達はラインで「お疲れさまでした。」と労いの言葉をかけ合いました。
みんな、残念な思いあったと思います。
ですが、「いい思い出になったね」「楽しかったね」「ありがとうございます」という声であふれていました。
本当に、2週間、楽しかったです。
天気でヤキモキしたことも、バルーンが飛ばせなくてちょっと悔しかった思いも、すべてを良い思い出にかえてしまう、母親って、素晴らしいですね!
私は、ライン読みながら、みなさんへの感謝でいっぱいになりました。
謝恩会の係になり、最後に素晴らしい思い出ができました!
まとめ
卒園式まで2週間と迫った中で、係の5人のお母さん達と謝恩会の準備を始めました。
先生や子どもたちに喜んでもらいたい一心で、お母さんたちが一致団結して、思い出に残る謝恩会となりました。楽しみにしていたバルーンリリースは出来ませんでしたが、悔しさまでも、良い思い出に変えられたのは、周りのお母さんたちの優しさのお陰です。
謝恩会をとおして母親の子どもたちへの深い愛と、「やるときにはやる」という底力を感じることができました。
3月に入って私は感動の連続で、涙が乾く暇がない日々を過ごしています。
バルーンは飛ばせなかったですが、
「羽ばたけ、子どもたち!雲の上はいつだって青空だよ」
と叫びたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
以下の記事で中学卒業式についてご紹介しましたので、よろしければ一緒にお読みください。