こんにちは。
今日は昨日の雨が上がり、爽やかに晴れて、冷たい空気が気持ち良かったです。
私は最近早起きが習慣になりました。
早起きは、とてもすがすがしいですよ。
以下の記事に早起きについて書きましたので、よろしければ一緒にご覧ください
今朝は、朝からEテレを見ていたら、テレビラジオ体操が始まったので、久しぶりにラジオ体操をしてみました。
手軽にできるので、コロナ禍で運動不足になりがちな今、おすすめです。
今日はラジオ体操について調べてみました。
ラジオ体操とはどんな体操なの?
ラジオ体操は、NHKのラジオやテレビで、「NHKテレビ・ラジオ体操」として、毎日放送が続けられています。
1928年から放送がはじまり、現在は、株式会社かんぽ生命保険とNHKおよびNPO法人全国ラジオ体操連盟によって受け継がれています。2018年に90周年イベントが行われました。
ラジオ体操は学校教育の中で取り入れられていることもあり、最も身近な体操だと思います。NHKのラジオ体操は世界に向けて発信されているそうです。
ラジオ体操の種類
ラジオ体操は現在、以下の3種類あります。
・ラジオ体操第一
誰にでも親しみやすい体操。
・ラジオ体操第二
ジャンプなどがあるため少々ハードな運動でも大丈夫な人におすすめ。
・みんなの体操(テレビ放映のみ)
万人におすすめ出来る体操。
ラジオ体操の歴史
ラジオ体操は1928年(昭和3年)11月1日に昭和天皇ご即位の大礼を記念して逓信省(のちの郵政省)簡易保険局により「国民体操」としてスタートしました。
文部省が任命した7人の体操考案委員により作成された、「国民全体の健康を願って作られた体操」です。
戦後、GHQにより一時期中止されましたが、復活を望む国民の声にこたえる形で、ラジオ体操第一から第三まで作成されました。でも、このときの体操は難易度が高く、国民に受け入れられずに終了となりました。
ラジオ体操第一・第二誕生
誰でも体を動かせるレベルに改善された現在のラジオ体操第一の誕生は1951年(昭和26年)です。
ラジオ体操第二は翌年の1952年(昭和27年)に「職場のための体操」として制定されました。
みんなの体操
しばらくずっと2種類だったラジオ体操ですが、1999年(平成11年)に「みんなの体操」が誕生しました。みんなの体操はテレビ放映のみとなっています。
「みんなの体操」は年代、性別、障がいの有無などにかかわらず、誰でも出来るように工夫された体操です。これまでの立って身体を動かすことが前提の体操と違い、椅子に座った状態でも出来るようになっています。
「みんなの体操」が考案されたときに、ラジオ体操第一・第二とも座位でのやり方も制定され、3種類の体操が現在まで続いています。
ラジオ体操の効果
音声だけで動きが分かるように、言葉もうまく考えられているラジオ体操は、丁寧にしていくと、驚くほどの運動量があります。
全国ラジオ体操連盟のホームページには、「毎日続けることで、加齢や生活の偏りなどが主な原因となる体の軋みを取り除き、人間本来が持っている機能をもとの状態に戻し、維持する効果があります」と記されています。
平成十二年に日本体育大学の浅岡直美さんが「ラジオ体操についての一考察」というテーマで調査し、まとめた論文には、ラジオ体操(第一・第二)の効果について「十三種類の運動によって全身を動かし、ふだんの生活では使用しない筋肉や関節、骨に影響を与える。
特に筋肉や関節を十分動かすことによって柔軟性の向上、血行増進からの肩こり、腰痛の予防・回復を期待することができる。
また、骨に刺激を与えることによって骨の成長・活性化を促し骨密度低下の予防・回復も期待することができる」と、述べられています。
ラジオ体操をするときの注意点
呼吸を合わせること!
呼吸は運動で重要な要素です。呼吸をラジオやテレビの声に合わせることによって、運動効果はかなり高くなります。
ラジオ体操では、呼吸のタイミングもきちんと教えてくれますので、それに合わせるようにしましょう。
無理しないで体を動かす
ハードな動きもありますので、無理をせず、自分の体力で出来る範囲を守って身体を動かすことが大切です。
無理をすると腰や身体の各関節などを痛めることになりかねません。無理に身体を伸ばすのではなく、指先をしっかり伸ばしてみるように形を意識すると良いようです。
まとめ
ラジオ体操は家でも手軽にできる体操です。歴史を調べてみると国民全体の健康を願って作られた体操だということが分かりました。
久しぶりにラジオ体操をしてみて、日頃の運動不足を感じました。
普段の生活では使わない筋肉や関節、骨に影響を与えるという研究もあります。
リズムを取りやすい音楽で、呼吸や、意識すべきポイントも放送で教えてもらえるので、これからも、運動不足解消のためラジオ体操を取り入れていきたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
毎日を健康で元気に過ごせますように!